Webマーケティングで成果を出すために最も重要なことは「運用すること」と考えています。
つまり、Webサイトを作ることは“スタートラインに立った”だけに過ぎず、作っただけで成果が出ることはまずありません。
どんなWeb制作会社でも、Webコンサル会社でも、初見で最初に作ったサイト、あるいは施策でいきなり理想的な成果を出すことはできないでしょう。
ただし、理想的な成果に向けた最適解を導くための要因(ファクト)集めをすることはできます。集めたファクトを元に最適解に近づけるために、サイトや施策を改善していきながら再び要因(ファクト)集めをしていきます。
このような、いわゆるPDCAサイクルを回していきながら運用することで、Webマーケティングで成果を出すことができると考えています。
ですので、私たちは、
『サイトを作って終わり』
『LPだけを作って終わり』
『SNSを育てるけどHPには手をつけない』
というような、分断思考のサービス提供は行わず、運用を前提としたWebマーケティングのトータルサポートを掲げてサービスを提供しています。
もちろん、既存の制作会社や広告代行会社とのお付き合いがあると思うので、いきなり全てを任せてください、とは申しません。
最初のご依頼は「サイト制作」「広告運用」「LP制作」「コンサルティング」などの部分的な入口になると思いますが、考え方は変わらず“運用を前提としたトータルサポート”です。
既存の施策と共存しつつ、理想的な成果に向けた最適解を導くためのご提案をします。
水を流す前に『受け皿』を整える
今や、Webを使った集客の手法や考え方は星の数ほど存在すると言っても過言ではありません。
そのため
「Webマーケティングは何から始めれば良いかわからない」
「色々やったけどどこから手直しすれば良いかわからない」
という方も多くいらっしゃいます。
企業、事業の規模によって違いはあるものの、大抵の場合は『受け皿を整えることから始めましょう』と、ご提案します。
ここでいう受け皿とは『自社サイト※1』のことを指します。
受け皿となる自社サイトが“ザル”のままでは、いくらSNSや広告を駆使してアクセスを集めても、そのまま流れ去ってしまいます。
ですので、
- 顧客を取りこぼさない受け皿(自社サイト)を作ってから、
- アクセスを集める施策を行う
この順番でWebマーケティングを実施していきましょう。
※1:ここでいう自社サイトとは「お客様が商品やサービスを購入できる場所、お問い合わせができる場所」のことをいいます。
モノの購入をする場所:ECサイト
サービスの購入、依頼、お問い合わせをする場所:サービスサイト、コーポレートサイト
などが代表的なものとして挙げられます。
Webサイトを作ったのにお問い合わせが来ない理由
Webサイトを作ったのにお問い合わせが来なかったり、商品の注文が来ない原因は、大きく2つに分けることができます。
- サイトのアクセスがない
- 受け皿が整っていない
これは、前述の「水を流す前に受け皿を整える」という内容にも関連しているのでイメージがつきやすいと思います。この①と②ですが、対策するのが難しいのは「②受け皿を整えること」の方です。
①を解決するのは比較的難易度が低く、お金を使えば解決してしまうものです。お金をかけて広告を出せばアクセスを集めることができます。
しかし、②受け皿を整えることはお金をかけるだけで解決するものではありません。お金をかけてWebサイトを作っても問い合わせが来ないのはこのためです。同時に、②受け皿が整っていない状態で、①サイトのアクセスを集めることをしても成果が出ることはありませんので、サイトのアクセスを集めるための広告にお金をかけても無駄になってしまいます。
では、ここからは受け皿のつもりで作ったWebサイトが、受け皿として機能しない原因を解説していきますが、その原因は3つのパターンに当てはめることができます。
- お問い合わせ/購入の方法がわからない、わかりにくい
- 知りたいことがどこに書いてあるかわからない
- そもそも情報が足りていない
成果が出ないサイトは、大体この3つのどれか、または全てのパターンが当てはまっています。共通することは、全てユーザーからしてサイトが使いづらいということです。
逆にいうと、ユーザーが知りたいことを適切に伝えて、スムーズにお問い合わせできるようにサイト設計をすることで、お問い合わせが来るサイトを作ることができます。